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ロックギター ぱく船長
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速弾き理論編
このページはこれからの(予定編)なので
まだ説明不足な点、ご了承ください。
2010年5月28日現在
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1987年8月8日放送 パープルエキスプレス【PURPLE EXPRESS】 成毛 滋ギター講座より。
本来、ギターソロというのは、他の楽器は一切なしでギター一人だけで弾くのをギターソロというんですけども、
最近は、曲の中での見せ場や間奏をすべてギターソロといっています。
ギターソロには、基本的に2種類ありまして、
ひとつはインプロビゼーション【improvisation】(即興演奏)といいます。
これは、先にコード進行だけ決めておいて、フレーズはその場でアドリブで演奏していくことです。
60年代のクリームやジミヘンの頃は、ギターソロは必ずインプロビゼーションで、
同じ曲でもギターソロは演るたびに全く違うことを弾いていました。
ですから、クリームやジミヘンのレコードには同じ曲の入ったライヴはたくさんありますけども、
みんなギターソロが違うからです。
もうひとつは、コード進行だけでは無くてフレーズまで全部先に決めておいて、
ギターソロは毎回同じことを弾きます。最近のヘビメタのギターソロは、ほとんどこれで
インプロビゼーションは滅多にありません。つまり、アドリブはしないわけで、
これが60年代のハードロックと最近のヘビメタのひとつの大きな違いです。
1987年10月31日 パープルエキスプレス【PURPLE EXPRESS】 成毛 滋ギター講座より。
今週は、イングヴェイの速弾きの話にいきます。
最近は、タピングとか八本指とかアームとかチョッパーとか、色んな変則奏法が使われますけども、
イングヴェの奏法は、全くオーソドックスな基本通りの奏法です。
ただ、速弾きというのは普通のギター奏法とは、またちょっと違うんで、
いわゆる、ギターの基本とは別に速弾きの基本というものがあります。
ですから、普通の基本ばっかりやってても速弾きは出来ないんで、
ここでは、速弾きというのはどういうものか、どういう練習が必要かという話をしていきます。
速弾きというのは、何でも速く弾けば速弾きというわけではありません。
普通のギターソロはまずコード進行とスケールからフレーズを考えて、それをギターで弾いていきます。
ところが、速弾きというのは、そうではなくて先に指使いを考えて、
それからその指使いにフレーズを当てはめていきます。
つまり、普通のギターソロは、先にフレーズがあって、あとから指使いが決まるんですけども、
速弾きというのは逆に、先に指使いがあって、あとからフレーズが決まるんです。
これが、普通のソロと速弾きとの違いです。
人間の指というのは、人差し指、中指、薬指、小指、みんな動き方が違います。
ですから、この指の組み合わせ方によって、物凄く速く動ける指使いもあれば、
どうやってもそんなに速く動けない指使いもあります。
そこで、まぁ一種の人間工学なんですけども、まず人間の指の動きというものを研究して、
こういう組み合わせだったら速く動くことが出来るという指使いをみつけて、
それにフレーズを当てはめる。これが速弾きなんです。
初心者の方がイングヴェイの速弾きなんかをみると、
「うわー、あの人はどんなフレーズでもあの速さで弾いちゃうんだ。」と
思ってしまうかもしれませんけども、そうではないんです。
イングヴェイは、あの速さでも弾けるフレーズをたくさん並べて弾いている。というのが正しいんです。
つまり、速弾きというのはフレーズを速く弾くんじゃなくて、速く弾けるフレーズを編み出すことなんです。
--------------------- 成毛 滋ギター講座より --------------------
つまり、速く動くことが出来る指使いのパターンを、スケールポジションに当てはめると云うことです。
たとえば、スリーノート・パー・ストリングでのボックスのパターン等。ですね。
Paul Gilbert の教則ビデオ 「INTENSE ROCK 」 SEQUNCES & TECHNIQUES のパートや
二本目のビデオ「INTENSE ROCK �供廚涼罎任皺鮴發靴討い泙后�
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さて、より細かい理論分析(スピードに於けるエネルギー量と慣性モーメント等)は後日。
実践的に云えば、力を抜いて軽く弾くと言うのではなく、小さな手首の力でパチンと弾いていく。(脱力なんてもっての外!)
つまり、力を抜くことではなく、入れることに意識をするのです!これが極意ですぞ!(特許出願中?)
(スナップ・クルーズ・ビギニングからたやすく推定しうる命題ではありますが・・・。)
手首の力を抜こう抜こうと意識すれば逆に手首は硬くなってしまいますから、
力を抜く意識ではなく、パチンとはじき飛ばせるだけの小さな力を使うこと・その力を入れることに意識を持ってください。
そしてコンパクトに速くです。小さな力のパチンであればピックが離弦したあとの動きも小さくなりますからコンパクトにもなるのです。
小さな力でのパチンのためには、ピックの深さは弦に対して浅くすることが有効ですが、
ピックを浅くすることが目的では無く、あくまでも小さな力でのパチンを目指すための手段です!
これは重要なことなので勘違いしないでください。目的はパチンとはじき飛ばすことですぞ!
ピッキングのための意識がどこにあるか、そのアプローチの仕方で結果が違ってくるのです。
脱力だとか、力を抜いてピッキングするなどと云うアプローチ(意識)は、間違いであると言わざる負えません。なぜか日本では逆ばかりですな!
コンパクトな動きの条件で、あとは速さですが、スピードが2倍になればそのエネルギーは4倍になります。(二乗に比例)
ピックの深さが同じならば弦に対しての衝撃(受け止め)は、そのまま単純に考えれば4倍になると云えます。
しかし弦に対しての衝撃は、手首の柔らかさで吸収することが出来ます。衝撃を「いなす」のでは無く「吸収」なのですね。
手首の柔らかさの必要性、および重要性は動きだけでなくここにもあります。
ピックの深さをさらに浅く出来れば、手首の柔らかさで衝撃を抑え、
より小さな力のパチンで弦をはじき飛ばせるでしょうが、浅くと云っても当然限界がありますね。
ですから「脱力だ、力を抜いて」などと云われると、ついゼロに近い力加減と思ってしまうものですが、
実は、速弾きと云えど、より小さな力のパチンであっても、皆さんが思うよりは、それ相当な大きさの手首力が必要になるとお考えください。
そしてオルタネイトの場合、離弦したあとダウンからアップまたはアップからダウンの動作で、動きが逆向きになる瞬間、慣性モーメントが働きます。
【とりあえず「慣性モーメント」と云ってしまいますが、(手首の振りを回転運動、つまり一定直線(回転軸)の周りを回転する運動とみなし)。】
動きが逆向きになる瞬間と云うのは、一旦動きを止めないと逆方向には動き出せません。
手首は動きを止める力とそこから瞬時に逆方向に動かす力とその両方の力が手首に求められます。
スピードが増せばエネルギー増大と共に慣性モーメント(トルク)も増大しますので、速さのためにも手首力(前腕力)は必要になります。
よって手首力アップ訓練と同時に、より重要な手首コントロール訓練もやりますぞ!!
速弾きのためのピッキング訓練。1/3 クロマティックフレーズ等
アンプは、グヤトーンGA-100FC。ゲイン8、ボリウム1、トーンはすべて10。シールド一本。
手首はブリッジにほんのわずか触れる程度です。乗せていると云う感じではありません。
クロマティックのはじめのポジションは、各弦、9f、10f、11f、12fからです。そのあと、1fづつ全体を移動。
6連フレーズは、2番線9f人差し指、11f薬指、12f小指で1番線も同じポジションのボックスの形。
そのまま同じ指使いで、これも1fづつ全体を移動。他の弦の場合も指使いは同じ。指の訓練も兼ねています。
ただし、小さいトルク(手首力)と云っても「パチンとはじき飛ばす最低限の力」は必要ですから、
はじめはピックは深めで強いトルクから、連続したピッキングの中で、
ピックを浅くコントロールして、パチンとはじき飛ばす最低限の力を見極めてください。
パチンとはじき飛ばすピッキングであれば、芯のある抜けた音になりますから、
力加減の目安はアンプからの音色とピックのパチンの手応えで判断してください。
速弾きのためのピッキング訓練。2/3
速弾きのためのピッキング訓練。3/3
ピックが弦をしっかり受け止め、そこを支点としてパチンとはじき飛ばすことの訓練として、
ダウンピックのあと、すぐにアップ側からピックで弦をミュート(ストップ)して、
そこを支点としてパチンとアップピックのはじきをします。
そして、また、ダウン側にすぐにピックを当ててピックミュート(受け止め)。そこを支点として、またパチンとはじき飛ばします。
聴いた感じは、スタッカートのようにも聴こえるでしょうが、
弦の受け止めがしっかりしていないとパチンとはじき飛ばすことになりませんから、
動作の振りに任せての勢いだけでなく、しっかりとしたピッキングを心掛けてください。
つまり、瞬間ピックが弦を受け止め、そこを支点として瞬時に、はじき飛ばすことになります。
これらがピッキング動作として一連の動きの中にあるのです。そうでないと音の粒も揃わず、抜ける音にもなりません。
速弾きをしても、小さい手首の力(トルク)でもパチンの手応えはしっかりあるということを実感してください。
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