リズム編/リズム・クルーズのための「備忘録・アーカイブ」です。

---------------------- ロックギター ぱく船長 ------------------------



ぱく船長・リズム編/リズム・クルーズ・備忘録 3

2008年12月分 − 2009年5月分・6月分

2008年12月 1日(月) ビート・ストラクチャー【Beat structure】 2 
2008年12月 2日(火) 黒人リズム感の秘密
2008年12月29日(月) 今年一年の感謝!
2009年5月12日(火) スナップ・クルーズの本質
2009年6月20日(土) 身体を使ってのリズム訓練 『 SHUFFLE(シャッフル)/ STRAIGHT 8THS 』



2008年12月

日月火水木金土
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
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2009年5月

日月火水木金土
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10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

2009年6月

日月火水木金土
1 2 3 4 5 6
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---------- 2008年12月1日(月) ----------




ビート・ストラクチャー(Beat structure) 2 



「ノリ」の分析

リズム編/リズム・クルーズ・備忘録 2 / 2008年11月6日(木) メトロノーム metronome の時にも少し触れましたが、
右脳で聞くことによって、時間の流れのなかでテンポにおけるタイムジャストを右脳が認識して、
それから動作が始まります。(アナログ的に)。

ミュージシャン本人はジャストのつもりでも、動作分遅れて音が鳴りますから、
タイムジャストからわずかにリズムとしての波の頂点がうしろにズレることが多い訳です。
そのズレを含んだままピッキング動作も時間軸に沿う形でひとつの流れ(リズム)となっていくのです。
それは決してタイミングを計ってリズムの波の頂点を、
タイムジャストになるように動作を合わせることでは無いわけです。

昔のDTM(デスクトップミュージック)のようにタイムジャストで作られた音楽は、
不思議と無機質な「ノリ」 の感じられない演奏に聴こえてしまいます。(デジタル的と云いますか。)

私達は、左脳で音を聴いてしまうので、
やっぱりタイミングを計って波の頂点がタイムジャストになるように動作を合わせてしまいます。
演奏自体がリズムの波に連続して乗ってはいないのです。(一部分は乗ったとしても・・・。)
それは、デジタルとアナログの違い。別の言い方をすれば「点」と「線」の違いとも云えます。

ですから、リズムを「波」とイメージして、(ダウン・アップの動きを。)
しかもピッキング動作が連続したビートになると意識して波に沿うようなイメージで、
例えば、エイトビートで、ひとつのコードだけで30分。時には1時間と弾き続けていくと、
そのうちタイムジャストを意識しなくなって、波に乗る感覚が少しは判ってくると思います。


「ノリ」は「乗る」と云う言葉通りなんですね。
「個ノリ」が作れるようになると、とても気持ち良くて、ワンコ ードでも、
それこそ1時間でも2時間でもず〜と弾いていられます。


でも、ここでお気付きの方もいらっしゃるでしょうが、
上の説明は、大部分が「距離ビート」での「ノリ」の分析 でしかありません。
もちろん「時間ビート」でも『 乗り方 』としては同様に考えて構わないのですが、
ノリの大元、アフター2ビート、ふたつノリを感じることは、また別の感覚(イメージ)が必要になってきます。

この領域は、船長でも少々転覆気味ですなぁ〜!がはは。(うまく説明できないと云う意味で・・・。)
白人でも黒人と同じようには乗れないのですから・・・。日本人ではなかなか難しいものですぞ。


それと、距離ビート(メロディ・アクセントリズム)は、メロディとリズムとを、切り離すことが出来ます。

成毛さんのリズム編のビデオでも取り上げていますが、クリスマスに歌われる「もろびとこぞりて」。
これは、「もーろびとー−こぞーりーてーー」と歌いますが、
この部分のメロディは、音価を考えず音のピッチだけの並びを云います。
つまり、ただ単に ドシラソファミレド と云うラインです。これがメロディなのです。

そして、距離ビートとしてのリズムは、音価の並びに必要なアクセントを付けて、
タータータター−タターターターー 。なのです。
(机でも、ひざでも叩いてみてください。)

つまり、ドーシーラソー−ファミーレードーー からリズムのタータータター−タターターターー を切り離せば、
ドシラソファミレド と云うラインだけが残り、それがメロディとなるわけです。

このように細かく考えないと、実はメロディとリズムの関係が理解出来ません。

まぁ、皆さんは、小学校や中学の音楽の時間にいい加減なことを習うので、
メロディもリズムもごっちゃになって、ますますリズムが何なのか訳が解らなくなってしまいますね。

一般常識で云えば、メロディなら、この場合誰でも、ドーシーラソー−ファミーレードーー となりますが、
これはリズムに歌詞の代わりに音程を加えて歌っただけです。
いや、それがメロディだろ!と云う方は、・・・。もう何も云いません! よ〜〜く考えてね。


日本の音楽教育で誤魔化している(インチキな)部分ですな・・・。
YAMAHAや立正佼成会が悪いとは云いません!云ってないですから・・・。がはは。
(西洋の音楽教育を正しく理解せず、左脳的に取り入れただけだから、みんなこうなるのですぞ!)

あ!云ってないですから・・・。(もごもご・・・・)えへへ。

一般常識とは、その多くは、いい加減なものなのです。










---------- 2008年12月2日(火) ----------




黒人リズム感の秘密

黒人リズム感の秘密   七類誠一郎(a.k.a.Tony Tee)
Amazon.co.jp: 黒人リズム感の秘密: 七類 誠一郎

音楽のビートに身体が同調するとでもいうか、
波の上に乗っているサーフボードのように身体が音楽のビートに乗って動くのである。
一言でいうと音楽と身体が一体になる感覚を得たのである。 
(抜粋)


黒人リズム感の秘密・レビュー
http://www4.ocn.ne.jp/~kameidob/intro/18/kokujin_rhythm.html


インターロック エクササイズ  七類誠一郎(a.k.a.Tony Tee)
http://www.nihonbungeisha.co.jp/interlock/index.html


なかなか興味深いです。Tony Tee(トニー ティー)と云えば、サタデーナイトフィーバーですな。
当時、ディスコダンスのカリスマと呼ばれていた方です。

音楽のビート・波に、動作(ここではダンス)を一体化(乗る・同調)させること。が重要だと云うことです。
そして、乗ることによって、その動き(ダンス)から連続した流れとして音楽も、
右脳で聞ける状態(環境)になると云えます。
身体を使うこと(ここではダンスですね)で身体の動きに集中して、
耳からの音楽に意識を払わなくなれば、結果、動作から「ノリ」を覚えられそうです。

リズムは全身で訓練致しましょう。
よい子のロックギター・リズム編でも成毛さんも身体でビートの取り方を説明しています。
ダウンビートで身体が下へ沈んで、アップビートで身体が上へ上がります。と仰っています。


動作をピッキングに置き換えて考えれば、
音楽のビートに同調させる動きを、まずは訓練すると云うことになります。
(船長の考え方もあながち間違いでは無いようですな。無理やりこじつけ?がはは。)

黒人には、アフター2ビート(ふたつノリ)が根底(土台)にあるので、
リズムを崩す(シンコペーション)や休符をまぜての演奏、それに16分音符主体の「距離ビート」であっても、
大元のふたつノリは崩れることも無く、
逆にだからこそ、そういった「距離ビート」白人リズムを楽しめるのではないかと考えます。


アフター2ビート(ふたつノリ)は、アフリカの原住民が「ジャンプしながら踊っている光景」をイメージするのですが・・・。








---------- 2008年12月29日(月) ----------




今年一年の感謝!

さて、今年もあとわずかとなりましたが、乗組員の皆様におきましては、スナップを習得すべく訓練を重ね、
是非とも来年は有意義な年になりますように、こころから願っております。

そして、船長の「スナップ論」が、もはや常識になって欲しいところですが・・・。

来年には、リズム航海も出来るやら、出来ないやら・・・。がはは。

しかしながら、ここまで備忘録を読んでこられた方々は、
ロックにおけるリズム考察の何かしらの「足し」にはなったことでしょう。
まぁ、答えは既に書いてある訳ですが、どのように取り組むかは、皆様の考え方次第です。
こればっかりは、年単位の訓練となります。


ただひとつ問題なのは、バンドにおいて、ギタリストだけがリズムが良くても、
あとのドラマー、ベーシスト、ボーカリスト等、ほかのメンバーがリズムに対しての考えが足らないと、
バンドとしての演奏にリズムの「ノリ」は出てきません。

特にドラムの方は、大変です。「和太鼓ドラマー」にならないよう、頑張って欲しいところです。


追記(2011年10月24日)

「和太鼓ドラマー」とは、備忘録2の「ビート・ストラクチャー 1」の重要補足にある
「ビートイメージと発音の関係」で云う、ビートエンド演奏のドラムのことです。




それでは、乗組員の皆様、良いお年をお迎えくださいませ!!








---------- 2009年5月12日(火) ----------




スナップ・クルーズの本質

同じことの繰り返しですが、動作からスナップを発生させようと云う意識だと、
時に力が入り過ぎて、ただ音を出すだけのピッキングになってしまいます。
速弾きソロにおいても、リズムストロークにおいても、それでは「鳴らす音の為の動作」でしかありません。

「鳴らす音を意識しての動作」だと、
私たちは、テンポ・リズムに対して、タイミングで動作を合わせてしまうピッキングになってしまいます。

たとえ、速弾きソロにおいても、振りを鋭くして、とりあえずスナップがあるピッキングでも、
結局は、動作からのスナ ップ発生でしかありません。それは、動作からの音でもあります。
それでは、欧米人に迫るピッキング技術(リズムを含め)を身に付けることは、やはり困難としか云えません。

「動作からのスナップ」と「スナップからの動作」のどこが違うのか、
動作の見た目は殆ど変わりませんが、何かしら違う事は、お気付きですね。

動作からスナップを発生させようと云う意識ではなくて、これまでの意識・認識を変えて、
ただ、必要な弦をパチンと はじき飛ばすだけ!と云う「意識の転換」が必要になります。

実は、スナップが出来るようになれば、もうそれで良い訳ではありません。
動作からのスナップでは、私たちは駄目なのです。

欧米人のピッキングには、その動作の中にスナップが存在しているのですが、
それは、動作とスナップが表裏一体と云う感じがします。
同じスナップでも日本人のスナップとは、違いを感じます。

欧米人に迫るピッキング技術を身に付けるためには、
日本人と欧米人とのピッキングにおける「本質的な異質性」を見きわめる事が重要です。

手首の柔軟性、ギターを構えた時のフォームなどもそうですが、
この備忘録にもありますように私たちは、左脳で音を 「聴く」傾向があります(listen) 。

本来、洋楽は、右脳で「聞く」ようでないと(hear) 、音の波の連続感、小節の流れやリズムがつかめません。

「いや、俺はリズム感いいぜ!」と云う方たちの殆どが、
テンポにタイミングで合わせて、テンポからずれないだけ。 といったものです。
本来のリズム感とは違うのです。


ここからが本当に難しいのですが(スナップ・クルーズの本質です。)

スナップがだんだん出来るようになってきたら
(これはとりあえず、動作からスナップ、つまりパチンの感覚をつかむ事が出来たら。)
次のステップとして「意識の転換」を図ってください。


「意識の転換」とは、
ただ、必要な弦をパチンとはじき飛ばすだけの意識で、音はその副作用と云った感じです。
つまり音を出そうとするのでは無く、ただ、パチン!そして、動作の動きの意識は、リズムを表現する意識です。
音を出して、フレーズやリズムにするのでは無く、ピッキング動作がフレーズやリズムになり、
ただ、ピックが弦をは じき飛ばすから、結果、音が出て、フレーズやリズムになる!と云う「意識の転換」なのです。



速弾きでも、単に速い動作で音を出せば、速弾きと云えますが、それで良いかと云ったら、そうではありません。
小節の流れを感じさせてこそ、カッコいい速弾きに聴こえますね。
速弾きでも、ちゃんとリズムの流れが無いと、単にたくさん音を鳴らしているだけになってしまいます。

「鳴らす音の為の動作」では、音を意識しての動作ですから、「左脳動作」となります。
これは、タイミング動作と云えます。速い動作での速弾きも、結局タイミング速弾きなのです。

「リズム」と云う目に見えないものを、ピッキング動作で「リズムの波の動きのイメージ」に置き換えて、
しかも音を 意識せず、「リズムの波の動きのイメージ」つまりイメージでの動作ですから「右脳動作」と云えますね。・・・

音ではなく、動きをリズムとする。そういう意識が必要になります。

音を意識してしまうと、左脳で聴いてしまって動作がタイミングになります。



ピッキングの動作は、リズムを体現することに意識(イメージ)して、あとは、パチンと弦をはじき飛ばすだけ。・・・
音程に関しては、弦を押さえるもう一方の手の指に任せて・・・。
押さえる指もリズム意識ですが、ピッキングの動作とシンクロ致しますので、シンクロしていれば問題ありません。


動作からのスナップでも、その動作を磨いていけば、相当の成果を上げること出来ますが、
それでは解決できない本質的な問題があることは、皆さん感じているはずです。

なにしろ、音を出すと云う意識(音を聴く意識)を捨てないと、 いつまで経っても「左脳動作」でしかないのですから。


「右脳動作」で、スナップも効いてのピッキングが出来ると、本当に衝撃的です。
世界が変わります! ワタシは変わりました。

わたくし事で申し訳ないのですが、20年来、自分はスナップが出来ていると思っておりました。

成毛さんと出会ってからも、ずっと自信を持っておりましたが、
数年前、スナップの本質とはパチンと云う現象である!と気付いてから、(気付くのが遅いぞ!・・・。がはは。)
動作からスナップでは無く、スナップから動作が生まれると云う「意識の転換」を考えておりました。

そして、スナップ(パチン )は当然ですが「右脳動作」でのピッキングが出来た瞬間、これこそが欧米人のピッキング?・・・
なんと!今までの ピッキングは、全然違っていた、
スナップであってもスナップじゃなかった。デタラメだったと痛感し、衝撃を受けたものです。 (一瞬、鳥肌もの。)


アプローチが違うと、全く違った結果になるのです。ところが、見た目はなんにも変わらないです。
しかし自分の中では、全く違うのです!
音色などは、同じスナップですからそれほど変わりがありませんし、音の抜けも同じ抜けと云えます。
ですが、全く違うのです!何かひとつ壁を抜けた感じでした。


「パチン」と云うイメージだけで弦をはじく感覚は、右脳の働きです。
右脳的にピッキングで「音が見える」と云いますか、動作において「リズムが見える」感じです。 
リズム編・備忘録での「リズム力」にも通じる話です。

そうしたピッキングで練習していくにつれ、右脳で音を聞くことが出来るようになります。
それは、音を聞いてリズムが見えてくる・動きとして見える感覚が付きます。
見えた動きに乗っかるようにピッキング動作をすれば、ノリのある演奏になりますね。
リズムだけは、欧米人とは逆のアプローチしかありません。アプローチは逆ですが、ポイントはやはり右脳 です。



信じてもらえないと思いますが、これが事実です。ですが、残念ながら出来た人しか、味わえない世界です。
しかし、 出来ないことはありません。いえ、皆さん出来るのです!!

左脳から右脳への「意識の転換」なのです。


正直、これまでの教則本では成し得なかったことで、
単なる「スナップ論」と云う持論とピッキングの力学的解釈の集積に留まらず、
ワタシの船は日本において今後のロックギターの教則に
パラダイムシフトを引き起こす可能性が秘められております。

まぁ大袈裟ですが・・・。がはは。  



それでは、皆さん、宝島を目指しましょう!!






---------- 2009年6月20日(土) ----------




身体を使ってのリズム訓練

『 SHUFFLE(シャッフル)/ STRAIGHT 8THS 』


成毛さんのビデオ「Dr.シーゲル よい子のロックギター・リズム編」より

SHUFFLE (シャッフル)

ロックのリズムの一番基本となるのが、シャッフルです。
このシャッフルのGroove が出せるようになって、
初めて、Straight 8ths とか他のグルーヴも出せるようになるんで、

ロックを弾けるようになるには、まずこのシャッフルをマスターしなければなりません。

それには、3つのことを練習します。

�.轡礇奪侫襪離團奪�ングの仕方。
�▲轡礇奪侫襪�BEAT の打ち方。
��そして、身体での乗り方。この3つです。

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と説明しています。この3つが出来るようになってGroove が出せるようになるのです。
その通りなのですが、現在、シャッフルの曲自体、あまり聴かれませんし、リズムの訓練とは云え、
無理にシャッフルばかり聴いても、今のお若い方 は、なかなか続かないようです。

(ワタシなどは、多感な時期(70年代)に多くのシャッフルの曲を聴いてきましたから違和感はありませんが、
聴き慣れないと、日本人には難しいリズムでもあります。)

今回の目的は、グルーヴを出す練習ではなく、
その前の段階の、とりあえず、身体でビートに乗る意識・感覚を身に付けようとすることですから、
耳慣れたStraight 8ths からビートに乗る意識・感覚を訓練した方が良いかもしれないと 云うものです。

ですから、成毛さんとは、順番が逆のアプローチになります。
そして、Straight 8ths からビートに乗る意識・感覚が 少しでも判ってきたら、シャッフルのリズムに改めて戻って、
身体でビートに乗る訓練・練習をしてGroove の何かしらを感じて(身に付けて)頂きたいと思います。


Straight 8ths と云うのは、ストレートな八分音符と云うことで、
四分の四拍子(Four-Four-Time )でひとつのBEATごとに八分音符が2つづつあるリズムです。
(2008年11月29日(土)ビート・ストラクチャー参照)


長くなりますので、リズム訓練として改めてページを作りました。以下をクリック!!

STRAIGHT 8THS
http://pakustudio.zouri.jp/Straight-8ths.html









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